こうでありたい!

平成9年式フリーターのつぶやき

今日で初音ミクは10周年!おめでとう!!ミクとの思い出を辿る

初音ミク誕生日おめでとー!!!!

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初音ミク10周年記念サイト (C)KEI

 

 

こうちゃんです!

 

本日、2017年8月31日で初音ミクは10周年を迎えました!

いやぁめでたい(´;ω;`) 

 

piapro.net

 

10年、あっという間だったなぁ。

この10年間、ミクがそばにいてくれました。
嬉しい時も、悲しい時も、楽しい時も、辛い時も。
気が付けば、いつもミクの歌声がそこにはあったと思います。

 

青春時代をミクと共に過ごしてきたこの年代の人は多いんじゃないかなあ。

よくわからない人からすればよくわからない何かだけど、
一緒に成長してきた僕たちにとっては、人生の一部みたいなもの。

 

当時はここまで有名になるなんて思ってもいなかったなあ。
今じゃだいぶ世間にも認められて一般的になってきたもんね。
嬉しい限りです。

 

 

初音ミクとの出会い

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クリプトン | VOCALOID2 初音ミク(HATSUNE MIKU) | クリプトン

 

 

今から10年前、僕がまだ小学生の頃

 

 

僕が初めてミクを知った曲、それは。
メルト

 

きっと多くの人がこの曲からミクを知ったんじゃないかなあ。

 

たまたま何かで流れてたのを聴いて、
特徴ある声が耳に残って、何の曲なのか知りたくて調べてたどり着いた

 

最初はよくわからなかったなあ。
人間が歌ってるんだろうと思ってた。

 

そこからいろいろ調べていって、ボーカロイドっていうものを知った。

 

僕は当時からパソコンとか機械とか好きだったから、
そういう系統のものはすぐ飲み込むことができた。

 

だけど、ボーカロイドっていう新しい存在を知った当時の僕はワクワクしていた。

 

もっと聴きたいなぁなんて思って、
関連動画からブラック★ロックシューターとか恋は戦争とかいろいろ聴いていって、
どんどん好きになっていった。

 

当時はそういう系統のものにハマっているってことがバレると、
学校の友達とかは「うわぁーオタクだきめぇ~~~」とか平気で言ってきたなあ。

 

まぁ小学生らしいよね、当時は今よりもそういうものが一般的じゃなかったから仕方がない。

 

 

中学生になって、さらにボカロにハマっていく。

中学校に入学しました。思春期まっさかり。厨二病まっさかり

 

当時はまだスマートフォンなんてなかったから、
ゲーム機のPSPにボカロの曲を入れて、
それを大音量で流しながら登校してたなあ。

 

悪ぶってるけれどミクが好き、みたいな。

 

その時になるともっと詳しくなってて、
知ってる曲数がうんと増えていった。

 

小学生の時よりもいろいろ考えれるようになったから、
いろんな曲を聴いて、いろんなことを感じるようになった

 

ただミクが可愛いから聴いてる、じゃなくて、
その曲の背景とか、伝えたいものとか、いろいろ感じるようになったよね。

 

思春期っていう独特の時期にボカロと一緒に過ごしたって人たちは、結構特有の価値観を持ってる気がする。
というか、情緒不安定なあの時期、心の支えになっていたのはボカロだったんだよね。

 

もちろん、ポップスとかも聴いてたし、クラシックとかも聴いていた。
だけど、ボカロの影響は大きいよね。

 

 

中学2年の失恋から僕の中でボカロに対する思いが深まる

これはまた書こうかなって思ってるんだけど、
僕は中学2年生の時に失恋をしました。今だから言えるけれどw

 

その時ちょうど、ジミーサムPさんのYさん三部作に出会った。

 

Yさん三部作ってのは、
ジミーサムPさんが作った曲、

  1. from Y to Y
  2. Pierrot
  3. Calc.

の3曲のことです。

 

作曲者自身の失恋を元に作られているこの曲。

 

出会った時期が偶然にも重なり過ぎた。

 

歌詞の一つ一つを感じて、当時泣きながら聴きまくった。
こんなにも、僕の心を震わせてくれる曲があるなんて。
こんなにも、僕を慰めてくれる曲があるなんて。

 

こんな経験から、また一つ僕の中でボカロに対する思いが深まった

 

 

高校では、新たな価値観が芽生えていく。

この頃になると失恋からも立ち直り、情緒不安定からも脱却していろいろと自分についてちゃんと考えられるようになった。

 

また、ボカロに対しても考え方が変わっていく。

 

どちらも有名な曲だけど、

Tell Your WorldODDS&ENDS なんかは、
ボカロのという概念そのものや、
ミク自身の心の声
を歌っている曲で、

恋愛ソングとはまたちがったボカロの姿を感じることができた。

 

機械に心が宿る、ミクが歌いたいと願う、人間とボカロとの関係。

 

そんなものに触れて、また僕の中で思いは深まっていく。

 

 

僕はボカロの曲を聴いて涙を流すことがよくある。
機械の歌声がなんで涙を流せるの?感動できるの?って思うかもしれない。

 

僕は、ただの機械なら涙は流れないと思う。感動しないと思う。
そこには人間の血が通っていて、心があるから、僕は感動するのだと思う。
ミクを使って想いを伝えたい作者、その想いをミクに込めていく。
ミクがそれを感じ取り、心を持って音に変えていく。
その心が伝わったとき、初めて僕は感動する。
ただの機械じゃない。そこには血が通っている、心が存在する。

 

 

超特急でこの10年を振り返ってきたけど、
本当に、僕はミクと共に過ごしてきたんだなぁって改めて思った。

 

 

きっとこれからも、そばに居るんだろうな。
ミクの歌声が僕をいろんな気持ちにさせてくれるんだろうなあ。

 

大好き。

 

 

今日、読売新聞朝刊では途中一面ミクさんがいます。

 

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10年前じゃ考えられないことだよね、ミクが新聞にこういう形で載るだなんて。

 

 

 レース業界でも、すっかりミク馴染みました。

 

シャープさんがお祝いしてくれたり

 

いろんな著名人がコラムを書いていたり

 

すっかりミクは僕らの生活の中に溶け込みました。

嬉しいですね。

 

 

僕も、いい機会だと思ってTwitterのプロフィールを変えました。

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 これからまた新たな10年が始まる

 もう10年、やっと10年。

 

ボーカロイドという全く新しい文化が誕生して10年。
この10年で大きく変わってきました。

 

これから先、どんな文化になっていくのかなあ。
どんな歌声を聴かせてくれるのかなあ。

 

初音ミクを始めとする、
全てのボーカロイド、クリエイター、リスナー、アレンジャーに
そして、ボーカロイドという文化そのものに愛をこめて。

 

 

それではっ