こんにちは、こうちゃんです。
キラキラネーム、知っていますか?
おそらく、多くの人が知っていると思います。
DQNネーム、ともいいますね。
DQNネームとキラキラネームでは多少意味が違うという意見もありますが、
基本的には「一般的には考えられない名前・読みが特殊すぎて読めない名前」だと思います。
2010年頃から聞くようになったこの言葉。
そして実際僕もキラキラネームを目にする機会が多くありました。
そもそもなぜ子供にキラキラネームを付けるのか
調査によると、次のような理由が挙げられています。
- ほかの子供と変わった名前にしたいという思いが強すぎる
- 子供をペットの様に扱っている
- 単に可愛いから、かっこいいから、だけで決めてしまう
といった理由です。
要は、親のエゴのような気もします。
本来子供の名前はその子に与える名前で、その子が一生背負っていく名前です。基本的には。
名前をつけるのは親ですが、その名前で生きていくのは子供です。
そして、子供はいつまでも子供ではありません。
子供の頃は可愛くて似合う名前かもしれないけれど、その子はやがて大人になり、社会に出ていきます。
果たしてその名前は、大人になってからもそのような意味で通じる名前なのでしょうか。
もう一つ大きい理由に、マタニティハイってのがあるみたいです。
マタニティハイとは
お父さんお母さんが「妊娠・出産」という大きいイベントで盛り上がりすぎてしまって、通常では考えられないような名前をつけてしまう。
ということです。
昔はおじいちゃんおばあちゃんやお坊さんの意見を聞いたり、みたいなことがあったと思いますが、今はそういうことも少なくなってきているようで盛り上がったお父さんお母さんを止める人が誰もいない、っていう状況みたいですね。
実際、マタニティハイで子供にキラキラネームを付けた親の中には、後からそのような名前にしてしまったことを後悔している親もいるそうです。
冷静になって考えてみれば、なんて名前をつけてしまったんだろう、と我に帰るみたいですね。
キラキラネームのメリット・デメリットは
メリットとしては、インパクトがあるってことだと思います。
学校や会社でも目立つだろうし、他とかぶることはないから覚えてもらいやすいと思います。
デメリットは色々あります。
学校生活であれば名前が原因でいじめにあったり、
周りから非常識に思われたり、親を疑われたり。
あまりにも変な名前の子供がいたら「親はどんな人なんだろう」って思いますよね。
こう言うと、周りの目なんか気にしなければいい、とかいじめに遭うなら学校に行かなければいい、とか言う人がいると思います。
でもそれが通用するのはいじめられる原因がほかの部分にある時です。
名前は変えない限り一生その名前、普通の社会生活を送る上で名乗らない時なんてありません。
匿名でフリーランスとしてやっていくとか、それくらいしか名乗らない時なんてないでしょう。
多くの人は受験を受けたり、企業に勤めたりします。
そういう生活をしていく中で「気にしなければいいとか行かなくていい」なんてのは机上の空論でしかありません。
また、予備校講師の林修先生も番組の中で「キラキラネームと学力にはある程度の相関性がある」と言っています。
キラキラネームという呼称がなかった約20年前にテストの成績順に名前を並べたところ「途中から突然(名前が)読めなくなった」
「ひとつ強く言っておきたいのは、本人には全く責任はない」
有名私立の学校や企業では今でも書類審査時に名前を見ているそうです。
子供の将来のためにも、あまり変な名前をつけるのはやめておいたほうが良いですね。
キラキラネームはこれから少なくなっていく気がする
これから一体どんなキラキラネームが登場するのか、もっと読めない子ばかりになるんじゃないのか。
と言われていますが、僕はこれから少なくなっていくんじゃないかな、と思います。
僕の知り合いにも所謂キラキラネームと呼ばれるであろう人がいます。
その人は、「この名前のおかげで色々苦労することもあった」と。
「親が付けてくれた自分の名前だから変える気もないし好きだけど、自分の子供には普通の名前を付ける」と言っていました。
キラキラネームを付けられて育った本人たちが、自分の経験の中で様々なことを悟っていると思います。
自分のキラキラネームを気に入っている人も間違いなくいるとは思いますが、良い経験をしてこなかった人がいるのも事実です。
そしてその人たちが親になったとき、本当に自分の子供のことを考えるのであれば、今までの自分の経験からも思うことがあるのであれば、キラキラネームを名付けはしないと思います。
キラキラネームを付けられた本人にはなんの責任もありません。
名前だけで差別されたり、可哀想な思いをすることがあってはならない。
むしろ問題なのは、キラキラネームを付けたことを何とも思っていない親がいることだと思います。
それではっ