こんばんは、こうちゃんです。
気がつけばもう2月。早いですね。
さて、今日はうつ病に伴う身体の不調について少し書いていきます。
身体が動かないのは君のせいじゃない
うつ病経験者の多くが心の不調と同時に身体の不調を訴えています。
うつ病は確かに気分が落ち込んでしまう病気ですが、それと同じくらい辛いのが身体の調子が悪くなることです。
これはいろいろな原因があって、
うつ病自体からくるものもあれば、抗うつ剤の副作用からくるものもあります。
具体的には、
- 倦怠感
- 頭痛
- めまい
- 不眠・仮眠
などなど
僕もこれらの症状に悩まされています。
幸い今日はまだ軽いほうですが、立つことすらまともにできない日もあります。
全身が重く、めまいがして、何もできない。
本当に辛いですね。泣きたくなるほどです。
昨日までは割と身体が動いたのに、今日は全く動けない、なんてこともしょっちゅうです。
そして、元々の体力自体も落ちてきてしまう。
うつ病になる前はそれほど疲れなかったことも、今はすぐ疲れてしまう。
こんなことが起こります。
その時、僕はいつもイライラしてしまっていました。
なんでこんなに身体が動かないんだ。
俺の身体はどうしちゃったんだ。
本当に体力が無くなってしまった。
こんなことを思い、イライラする日々。
これでは余計に悪いことばかりです。
でも、主治医の先生からある言葉をもらい僕は少し楽になりました。
それが、身体が動かないのは君のせいじゃない。
脳が無理しないようセーブしてくれている
これはつまりどういうことかというと、
本当に自分の体力が底まで落ちてしまったというわけではない。
ってことなんですね。
うつ病は心の風邪、とよく言われますが本当の原因は脳内にあるんじゃないかと研究でわかってきています。
脳内物質が足りなくなることにより気分障害や身体の不調を引き起こす。
実際僕はSSRIという名の、脳内物質セロトニンを増やす薬をずっと飲んでいます。
その他にもセロトニンを増やすための過ごし方を心がけたりしています。
そんな脳が、僕たちの身体にセーブをかけているんです。
体力自体はまだある、まだ身体は動くことは出来る。だけど、これ以上無理をしたら更に体調を崩して本当に治らなくなってしまう。
それを防ぐために、あえて脳が身体を動かなくさせる司令をだしています。
それにより、僕の身体は動くことができないのです。
つまりこれは、今はしっかり休め、という脳からのサインなのです。
確かにうつ病を患ってから寝ていることが多いので、実際体力は健康なときより落ちているし、普通に生活をしている人よりはるかに少ないと思います。
だけど、本当に底を尽きたわけではなく、尽きないためにも今は動けないように脳が働いてくれているわけなんです。僕のために。
そう思ったら、少し安心することができました。
インフルエンザのときに動ける人はいない
考えてみると、インフルエンザのときに動ける人ってそういないんですよね。
それはもちろん、身体がウイルスにやられて弱っているので、
あなた今はしっかり休みなさいよ
と脳が司令をだして身体を動かなくさせているわけです。
うつ病も同じものですよね。
今は無理をするべきじゃないから、しっかり休みなさい。
そう言われれば、確かに身体が動かないのも納得できますね。
そりゃもちろん辛いけれど、辛いということはやはり無理をすべきではないということです。
うつ病の人は少し身体が動くようになると、嬉しくなってついついいろんな行動をしてしまいがちです。もちろん僕もそうです。
だけど、本調子になってるわけじゃないから、少し動けばすぐ疲れてしまうのは当然。
そうならないためにも、身体が動く日こそゆっくりと生活を送らなければなりませんね。
焦らなくても良くなる日が来るから大丈夫
うつ病になると、とっても焦ります。
早く回復して復帰しなければ、などいろんなことを考えて焦ってしまいます。
だけど、無理をして消耗したからこそ今の自分はうつ病になっているわけです。
ならば、こういう時くらい休めばいいじゃないか。
今は辛いけれど、絶対に良くなる日が来る。
むしろ今ここでまた無理をしたら、もっと長引くことになる。
決して焦ってはいけません。今は休むときなのです。
大事な脳が僕たちの身体にそう言ってくれています。
たまには脳に耳を傾けて、言うことを聞いて上げましょう。
大丈夫、身体が動かないのは君のせいじゃない。
これは、身体の不調に悩む僕自身。
そして、同じ様な悩みを抱えている人たちに書きました。
焦らず、ゆっくり、少しずつ良くしていきましょう。
絶対に良くなる日が訪れます。
それではっ