こんばんは、こうちゃんです。
今日は、うつ病治療中のお酒とタバコについて話していこうと思います。
僕は現在薬の関係もあって基本お酒は飲んでいません。
ほんとたまに少し飲んでしまうことはあるのですが、うつ病になる前に比べて飲む量、頻度は10分の1以下になっています。
しかし、タバコは毎日吸っています。1日10本程度。
タバコもやめたほうがいいんじゃないの?ってよく言われることがあります。
それはもちろんその通りだと思うのですが、実はやめ時を間違えるとかえってうつが悪化するかもしれない、というお話です。
タバコは無理にやめないほうが良いが、お酒はすぐにやめたほうがいい。
世間的によく言われているのが、
「酒は百薬の長」 「タバコは百害あって一利なし」
だと思います。
これは実際その通りだと思っていて、お酒は適量であれば身体に良いこともあるけど、タバコは害しかないので今すぐやめたほうが良い、と言われるのが一般的です。
しかし、ことうつ病治療に関しては、話が変わってきます。
それは、お酒は今すぐにやめたほうが良い、ということ。
アルコール依存症になる恐れがある
タバコは健康被害はもちろんのこと、受動喫煙などの観点からも年々規制が厳しくなってきています。
しかし、お酒はどちらかというと割と市民権を得ている方だと思います。
ですが、うつ病的に見ると良くないことがあります。
それが、アルコール依存症を引き起こす可能性があること。
うつ病患者の多くは、脳内物質のセロトニンというものが減少しています。
基本的に常に身体がだるい状態が続いているわけですが、ここにお酒が入ると少し危険な状況になります。
それが、お酒を飲むと楽になる気がする。です。
体調不良から逃れるための飲酒が非常に危険
人によっては、お酒を飲むと身体が少し楽になった気がします。
しかしこれを続けていると、
- 疲れを取るため
- しっかり眠れるため
- 苦痛を紛らわすため
といった理由で飲酒をしてしまいます。
この、飲まなきゃやってられない、という状況が非常に危険なのです。
本来お酒は楽しむために飲むものであり、上の様な事情で飲んでいたらその時点でもうアルコール依存症といっても過言ではありません。
飲酒は根本的解決になっていない
そして現実を見てみると、この飲酒はうつ病の根本的解決になっていません。
虫歯ができたから鎮痛剤を飲む、といった感じで、虫歯本来の治療に目を向けていないわけです。
そして身体は次第に耐性がついてくるので、症状を和らげようと前よりも飲酒するようになり、ますますアルコールに依存していきます。
また、お酒を飲むとよく眠れる、というのは錯覚で、実際は良質な睡眠が取れなくなるので余計にたちが悪くなります。
もちろんタバコも良くはないが、やめ時をしっかり見極めよう。
この様な理由から、うつ病の人はお酒はなるべくやめたほうが良いです。
そして、タバコを元から吸ってない人はそんなに良いことはないですが、喫煙者のうつ病患者はやめ時をしっかり見極めてください。
タバコも害は大きいですが、うつ病の観点からみると直近の害はそんなにありません。
むしろ、喫煙者のうつ病患者はタバコが最後の砦、なんて人もいるかと思います。
だからこそ、まずお酒はやめて、うつ病の回復を待ってからゆっくり禁煙をしていきましょう。
実際医療用の禁煙補助剤には「精神的な障害がある人に使用する場合は、慎重に投与すること」との注意書きがあるようです。
僕もいずれ禁煙はしようと思っています。
もちろん愛煙家として楽しいこともありますが、身体の事を考えて。
そしてなにより、僕の身体を心配してくれている嫁のためにも。
いずれ産まれてくる子どもたちのためにも。
だから、しっかりとうつ病を治した後に禁煙に挑戦していこうと思います。
うつ病を患っている方で飲酒が習慣になっている人は、依存症にならないよう気をつけてください。
それではっ