こうでありたい!

平成9年式フリーターのつぶやき

電子ドラムを手放しました

おはようございます。こうちゃんです。

 

今日は早寝早起きチャレンジに挑戦しまして、5時に起床しました。
いつもより5時間くらい早起きなのでビビってます。

僕は昔は朝に強くて、中高生の時は毎日5時台には起きていました。
ここ数年は起きたら朝とかいう時間じゃないことも当たり前だったので、なんだか新鮮な気分です。イエイ。

 

というわけでこうしてブログを書いているわけですが、今日は電子ドラムのお話。
実はこうちゃん、この度電子ドラムを手放しました。

 

電子ドラムを手放しました

今からちょうど二年ほど前。
大学に入ってすぐの時に僕は電子ドラムを購入しました。

 

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それがこの子。
YAMAHAのDTX720です。

www.koutchan.com

 当時の記事はコチラ

 

ドラム自体は中学生の頃からやりたくて、やっと大学生になって少し余裕ができたので購入しました。

 

夢だったドラムを始めることができたのでとても幸せです。
そこからこの子は2年間頑張ってくれました。

 

手放したきっかけ

しかしこの度、2年間愛用してきたドラムを手放すことになりました。

 

理由としては色々あるのですが、大きな理由としては音に満足できなくなったというものがあります。

 

この電子ドラムの音源はDTX700。

 

ヤマハのフラッグシップモデルDTX900から受け継いた高品質なサウンドを多数収録しているモデルです。

 

それはとても良い音で、金物系に関してはライバルの方が上かななんて思うこともありますが、太鼓類は勝るとも劣らないサウンドです。

 

やっぱり太鼓のサウンドはアコースティックドラムを作っているヤマハならではだなあと思うこともあり、叩いていてとっても楽しかったです。

 

しかし、そこが逆に満足できなくなってしまいました。

 

というものの、電子ドラムは高度にモデリング、またはサンプリングした音を鳴らしています。

 

パッドを叩いた振動を的確に読み取り音源が音を鳴らす。

 

このような仕組みになっているわけですが、それはつまりどのように叩いても必ず良い音がなってしまうというわけです。

 

手のひらで叩こうが、上から物を落とそうが「パンッ」というアタックからリリースまでしっかりした音が鳴り響きます。

 

これはもう電子楽器の特性としては仕方がないのですが、「アコースティック楽器とのズレ」をここ最近明確に感じるようになってきてしまいました。

 

そのズレが自分の許容範囲を超えてしまったので、最近では納得のいく練習ができなくなってしまった、というのが理由の1つです。

 

電子ドラムには電子ドラムの良さがある

しかし、電子ドラムには電子ドラムの良さがあることもわかっています。

 

日本の住宅環境ではほとんどの家が生ドラムをぶっ叩ける環境ではないわけで、そんな中だからこそ電子ドラムは一気に普及しました。

 

昔の電子ドラムはただのゴムパッドで、シンバルに至ってはガラスが割れたような音、もしくは鍋蓋を落としたような音がしていましたが、ここ20年で一気に進化して今では本当に良い音が鳴るようになりました。

 

パッドもシリコンやメッシュ等多種多様で、リアルのフィールどんどん近づいています。

 

最近登場したATV社の電子ドラムはもう一見電子ドラムとわからない見た目にもなっています。

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また電子ドラムは本当に様々な音を鳴らすことができるので、使い方次第でどれだけでも可能性を広げることができます。

 

プロドラマーの神保彰さんは生ドラムと電子ドラムを組み合わせて演奏する「ワンマンオーケストラ」の奏法を確立させました。

 

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写真は神保彰さんのドラムセット。

 

ヤマハのDTX900とDTXパッドが設置されているのがわかるかと思います。

電子ドラムと生ドラムの融合は電子楽器がここまで発展してきたからこそなせる技だと思います。

 

こういった感じで電子ドラムは楽器としては非常に素晴らしく、無限の可能性を持っています。

 

電子ドラムには電子ドラムの良さがあり、それは全く新しい1つの楽器と捉えることができます。

 

電子ドラムと生ドラムは別物の楽器であり、決して生ドラムの代替ではない。

 

しかし僕の場合は、どうしても練習するという意識から生ドラムの代替として使ってきてしまいました。
そこが今回の手放す理由に繋がりました。

 

DTX700に楽器としての大きな不満ができたとか、そういうわけではありません。
ただ僕が生ドラムの代替としては使用できなくなったというだけで、DTX700自体はとっても良い楽器です。

 

DTX700、ありがとう。

 

2年間お世話になった楽器なので、手放すのは少し寂しかったです。
しかし、新たに大切に使ってくださる方が見つかったので安心しています。

 

僕もこれで一旦電子ドラムからは離れることになりますが、またいつの日か、再び電子ドラムの魅力に惹かれて導入する日が来るかも知れません。

 

その時は生ドラムの代替としてではなく、立派な電子ドラムという1つの楽器として使おうと思います。

 

僕のドラマーとしてのスタートをともに闘ってくれたDTX700にはとっても感謝しています。

 

ありがとう。また新たな場所でも素敵な音を奏でてください。

 

それではっ